GENchiArchitectsDESIGN Inc.

 源池設計室

東京都同情塔

2024.07.22

 先週2024年上半期の芥川賞が発表されました。
今年1月第170回芥川賞を受賞された九段理江さんの
「東京都同情塔」を少し前に読みましたが、
生成AIの文章を使ったことでも話題になりましたね。
女性建築家が主人公で、ザハの国立競技場が完成したという設定。
主人公と自分に3つの共通点がある!なんて思いながら読み進めました。
一つ目は、建築物のスケールは異なりますが、
女性で設計という仕事を生業にしていること。
二つ目は、「隈研吾における木材使用の転機、みたいなエピソードが。」
の一文にすごい共感!
大学で建築を学んでいたのはちょうどバブルの時期。
その頃から隈さんは活躍されていましたが、作風は今とは全く異なっていました。
今は木を使ったデザインが多いですが、本当に時代を見る力が凄いです。
三つ目は、ファインバブルシャワーを使っている事!
さて、171回受賞作「サンショウウオの四十九日」と「バリ山行」
どちらから読もうかな?

ジャズと映画

2024.07.15

4月から信毎メディアガーデンで開催されている「ジャズの宝地図講座」を
月に1回聴講するのを楽しみにしています。
前回は「ジャズと映画」
その中で、ジャズメンや歌手の伝記映画、ジャズメンが出演した映画、
サウンドトラックに使われたジャズ、ジャズの記録映画、
日本映画のジャズなど興味深いものばかり。
ジャズで映画と言ったら、私の一番好きな映画「死刑台のエレベーター」を
挙げる人が多いのではないでしょうか。
マイルス・デイヴィスが映像を見ながら即興で映画音楽を作ったのは
真実であるとか、ないとか・・・
それにしても、映画の内容と音楽が合いすぎています。
講師の伊佐津先生が挙げていただいた映画の中で
もう一度観たいなあというのが、幾つかありました。
「コットン・クラブ」1984年
「恋に落ちて」1984年
「誰かに見られている」1987年
「グットモーニング・ベトナム」1987年
「ブルースが聞こえる」1988年
「マディソン郡の橋」1995年
当時観た時は、俳優さん目当てだったので、
今度は音楽に耳を傾けながら、じっくり観たいです。