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2025.03.10
空間をつくる照明
2025.03.03
そんな中、お昼に頼んでおいた照明器具が届きました。
ヤマギワのMAYUHANA。
繭玉のように柔らかそうな質感でシルキーな透明感がとても好きな照明の一つです。
天井の高い空間に下げると、50センチの球体で存在感が、空間を引き締めてくれます。

北庭の平屋の玄関ホールにこの「MAYUHANA」つくのが楽しみです。
照明と言えば、3月5日より日本橋高島屋にて「北欧のあかり展」が始まります。
ミュールマキ教会でみたユハ・レイビィスカの照明も展示されているという事で
何かに絡めていきたいな~と思ってます。
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou_akari/
ありがとう松本パルコ
2025.02.24
松本、これからどうなる!っていう局面です。
今月末に閉店の松本パルコ。
来月には駅前にある井上デパートも閉店。
昨日が松本パルコへおそらく一番松本パルコに長くお勤めの
おしゃれすぎるMさんに会いに行ってきましたが、
エレベーターも並ぶほどの賑わい。
これが日常ならば、閉店はもう少し先だったのかな。
松本はパルコがあるから移住してきた!という話しも聞いたことがあります。
松本市美術館でもパルコポスター展が開催されていましたが、
パルコ6階でも開催中。
懐かしい!というポスターもちらほら。
忌野清志郎さんと細野晴臣さんのポスター、中央の女性は誰?見たことあるけど?
ネット検索したら坂本冬美さんでした!
2024年本屋大賞の「成瀬は天下を取りにいく」の
「ありがとう西武大津店」みたいに誰かずっと立ってる人いないかなあと思ったり。
西武船橋店に2年間アルバイトした自分としては、お気に入りの小説。
西武大津店は外階段が特徴的な菊竹清訓氏の設計だったんですよね。
解体前に見たかった・・・
話しは逸れましたが、閉店まであと4日。ありがとう、松本パルコ!
ヒヤシンスハウス
2025.02.17
1939年、24歳の若さでこの世を去った詩人の立原道造氏。
東京帝国大学の建築科に入り、浅間山麓に芸術家が集って住むという
「浅間山麓に位する芸術家コロニイの建築群」構をテーマとした卒業設計で
最優秀の賞を取っていた立原氏は、
1つ下の代の丹下健三、大宏、浜口隆一という大建築家達の憧れの的だったそうです。
その立原が夢に見た自分のための別荘「ヒヤシンスハウス」
実現はしなかったのですが、自分のための小さな小屋を持ちたいという気持ちは強く、
何度もスケッチを繰り返し、友人に図面を送り、そのスケッチは50枚にも達したそうです。
その夢だった家を、埼玉県浦和市の別所沼のほとりに「詩人の夢の継承事業」として
多くの人の協調のもと、2004年実現する事となりました。
約5坪の住宅。
コーナーの窓は部屋の広がりをもたせます。
壁の素材や建具の色、造作家具も細かく指定されていたそうです。
建物の横にある深沢紅子画伯にデザインを依頼した旗は、
在宅を知らせるためのもの。素敵な 遊び心。
2025年4月からの建築確認申請
2025.02.10
先日も講習会に参加してきましたが、この4月から建築基準法が改正されます。
建築確認申請での変更点、大きくは2つ。
1つは省エネ。
建築基準法と併せて「建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律」の
改正法も施行され、これまでは一定の規模以上の建物のみでしたが
4月からは小規模な木造住宅でも省エネ基準への適合が義務化されます。
住宅の省エネ性能に関する基準が大幅に引き上げられ、
これまで以上に高性能な住宅が求められるようになり、
断熱等級4以上、BEIという設計した一次エネルギー消費量を
基準一次エネルギー消費量で除した値が1.0以下というのが必須に。
私共の従来の設計の断熱方法で問題なくクリアしています。
計算等も事務所内で行っているので、大きな問題はないのですが
審査期間が延びるのがネックです。
もう1つは構造図書。
これまで4号特例として、階数が2以下で延べ面積が500㎡以下の木造建築物は、
建築士による設計の場合、確認申請書に構造図書の添付を省略できました。
改正後は新2号と新3号になり、
新2号建築物 は「木造2階建て」または「木造平屋建て、延べ面積200㎡を超えるもの」
新3号建築物 は「木造平屋建て」かつ「延べ面積200㎡以下」
新3号はこれまでどおり構造図書の添付省略が適用されますが、
新2号は添付省略が不可となります。
細かい変更はまだまだありますが、
4月以降着工の物件に関しては、この改正法が適用に。
駆け込み3月着工が増えそうですので、今月末には
確認申請の提出も大幅に増えるのでは?と予想しております。