GENchiArchitectsDESIGN Inc.

 源池設計室

Adopt @house

2022.10.03

先週はペットが欲しいと思ったとき、”買う”以外の選択肢があることを知ってほしくて
「Adopt」の話でしたが、
家を欲しいと思ったときにも、色々な選択肢があると思います。
建売住宅を買うという事も、
ゼロから建てる場合もハウスメーカーor工務店or設計事務所、どこに頼むか、
空き家を購入してリノベーションする事も・・・
選択肢は沢山。
十人十色、どれが正解かなんてないと思います。
住み始めて「居心地がいいなあ」と感じたら、
その住まい手にとって、最善の選択だったという事になるのではないでしょうか。
年間10数組位、家づくりの相談に私共の事務所を訪ねてくれます。
本当に極稀なのですが、「家にこだわりがそんなにないんです・・・」
という方がお越しになる。
WHY?
何故、設計事務所に相談に来たの?と頭の中でクエスチョンマークが飛び交います。
以前、お施主さんが独立して遠く離れた所に住む娘さんに
家が竣工するまで内緒にしていて驚かせたいという方がいらっしゃいました。
そして引っ越しを終えて、娘さんに電話で新しい家のことを伝えると
娘さん:家買ったの?
お父さん:買ったんじゃないよ、つくったんだよ。
そう!買うんじゃなくて「つくる」事に重きを置いてくれる。
色々、家への思いをお聞きし、私たちの思いも込めて形にする。
それが設計事務所の仕事だと思っています。
ちなみに娘さん、新しい家をとても気に入ってくれたようです。

Adopt

2022.09.26

家の近くにある松本マフィンさんへ買い物に行った時、
見つけたステッカー「Adopt」
事務所のウィンドウへ模型と共に並べました。
 

 
「このステッカーは焼き菓子店松本マフィンのオリジナル製品です。
 ・ペットが欲しいと思ったとき、”買う”以外の選択肢があることを
  もっと多くの人に知ってほしい。
 ・保護活動に奮闘している方々を応援したい。
 ・殺処分ゼロを実現するためにできることを少しでも。
 という思いで作りました。
 収益金は犬・猫の保護活動のために充てられます」
 
その思いを書いた手紙がステッカーに添えられていました。
Adopt=採用する
本当に犬や猫を飼う時に、色々な選択肢があること、
多くの人に知ってもらいたいです。
 

 
最近周りでも保護犬ちゃんが飼い犬ちゃんになるのが増えてきました。
以前ブログでも書いたのですが、
犬が売り買いされる世の中でなくなればいいなあ。

ゲンチ・スケッチVol.2738 Panel for Life

ペンダント照明

2022.09.19

只今計画真っ最中の住宅でダイニングのペンダント照明を
何にしようか、お施主さんと迷い中なんです。
他の照明はすっきりとしたものを選ぶことが多いので
この場所が、家の顔になります。
高い斜め天井から下がってくるペンダント照明、
デザインも質感も、空間に合うのかも大事なポイント。
ここ最近、採用したものを振り返ってみました。
 
 トルボー220
 
 トルボー150を3灯
 
 ヤコブセンランプ
 
 PH5クラシックホワイト
 
 PH3 1/2-3ホワイト
 
 PH5クラシックホワイト
 
 flame brass

久々男の料理

2022.09.12

今晩はオンライン飲み会だったので、久々の男の料理。
 

畑で採れたナス・トマト・ズッキーニのペンネ
 

手作り!と言いたいところですが、
デリカテッセン・マルクさんのローストビーフに
Kさんのお庭のルッコラを添えて。
 

自家製トマトのチリコンカン。
チップスと合うんです!
 
自画自賛ですが、美味しく楽しくいただきました!

木質ペレット

2022.09.05

今週、地鎮祭を執り行う「田園の平屋」さんは
ペレットストーブを設置する予定です。
私共の事務所まちなかアトリエでも使用していますが、
燃料の「木質ペレット」の原料は、森林の育成過程で生じる間伐材などや、
製材工場などから発生する樹皮、のこ屑(プレーナー屑)、端材など、
再生可能な資源である木材です。
その乾燥した木材を細粉し、圧力をかけて直径6~8mm、
長さ5~40mmの円筒形に圧縮成形します。
そのペレットはホームセンターやインターネットでも購入すると事が出来ますが
水分量の違いなど、品質は様々。
事務所では上伊那森林組合の「ピュア1号」を使っています。
この木質ペレットは、上伊那周辺のカラマツ・アカマツの間伐材丸太を
原材料とした全木ペレットで、混ざりものなし、高品質で安定供給、
発熱量が高く灰分が少ないそうです。
「田園の平屋」さんで入れるクラフトマンも、
事務所のMuuMuuも、火が見える窓があります。
火を見る生活、ちょっと和みますよね。
 

応接間

2022.08.29

先日、配信ライブを見ていたら、「実家の応接間がすごい広い感じがする」という
話が出てきて、繊細な演奏をする方なので、確かに広そう!
そして光沢のあるコーディロイ生地の応接セットがありそう!と想像しちゃいました。
そう言えば最近、応接間のある家って見掛けなくなりましたよね。
私たちの設計する家でも皆無かと。
応接間をWikiで検索すると、「来客を迎えいれる事を目的とした
家屋に設置される部屋(洋間)の名称」とあります。
幼稚園生の時に建てた実家では、リビングを応接間と呼んでいたし、
相方の昔の実家にも、玄関横に水槽が置いてある洋風の応接間がありました。
来客用の接客や宿泊用としての「客間」をつくることは今もあります。
今は親しい方のみ家の中に通すというスタイルも多く、
その接客スペースはリビングだったり、ダイニングだったり。
「応接間」という室名は明治30年代に現れたようですが、
その存在も昭和と共に去っていったのでしょうか。

路面電車

2022.08.22

今日は明治36年に新橋~品川間で路面電車が開通したことから
「チンチン電車」の日だそうです。
初めて乗ったのは、多分、18歳の時に旅行で行った広島だと思います。
都電荒川線に乗ったのはその後だったような。
普段使いというよりは、観光などで使うイメージです。
富山県内で住宅工事をした時は、富山市内、高岡市内でお世話になりました。
 

 
高岡市の万葉線は、週末、立川志の輔さんが車内アナウンスが流れますが
一度だけ遭遇したことがあります。
心地いい落語を聞いているようです。
 

 
ヘルシンキでもとても便利でした。
コンビニで買える一日券をフル活用。
ワンコも普通に乗ってきます。
 

 
そういえば、松本市のトラム化計画、聞いたことがあるような…
年配の方であがたの森通りを「電車通り」と呼ぶ方がいます。
松本駅前から浅間温泉まで昭和39年まで松本電気鉄道浅間線が走っていて、
一部の区間が併用軌道区間だったそうです。
さて松本のトラム、実現するかな?

はじめての畑仕事

2022.08.15

今年の春から畑を始めました。
ちょうど4ヶ月が経ち、ジャガイモ、トウモロコシ、かぼちゃ、万願寺唐辛子の他、
キュウリやナス、トマトなどの夏野菜も沢山採れて、
毎日食卓をにぎやかにしています。
 

 

 
幾つかの野菜はもう抜いてしまい、秋野菜、冬野菜の準備が始まります。
植える場所など、あまり考えていなかったので、
来年はもう少し植える順番など、もう少し計画を立てようと思いました。
そして周りの畑の人と収穫を楽しむ喜びも味わっています!
ありがとうございます。 

シューズクローク?下駄箱?

2022.08.08

住宅のプランをする中で迷われるのが、玄関の収納。
玄関ホールなどの壁面に下駄箱やトールキャビネットなどの収納を取り付ける場合と
別にもう一部屋設けるシューズクロークの場合と
大きく分けると2パターンあります。
前者は、場所を取らないこと、ぱっと見やすい事がメリットですが
靴以外の奥行きがあるものは入れにくい事がデメリットでしょうか。
傘だったり、帽子だったり、コートだったり、スリッパだったり、
入れるものをお聞きして、それが入るように作ることは可能です。
 

 
シューズクロークは、お客様を通す部分はすっきりとすることができ、
広さがあるので、その時々に入れたいもの、
ベビーカーだったり、部活の道具だったり、スキー用具だったり、
入れるものの自由度はあります。
デメリットとすると場所をとる事でしょうか。
 
 

 
我が家は、下駄箱タイプです。
気に入った靴があるとついつい買ってしまう私の場合、
シューズクロークだと際限なく増えてしまうので、
入る量が決まっている方が合っていると思います。
一つ買ったら、一つは捨てる。
捨てられなければ買わない・・・モノを増やさない鉄則ですね。

草間彌生 版画の世界

2022.08.01

我が家と同じ年の松本市美術館。
昨年は開館20年という事でメンテナンス休業してましたが、
今年4月からリニューアルオープンしています。
この夏の企画は「草間彌生 版画の世界」
8月は月曜日も開館しているので、早速本日行ってきました。
驚いたのは作品の多さです。
初期の作品から南瓜のシリーズや近作の富士山まで、
草間の世界にどっぷりと堪能できます。
個人的には自画像のシリーズの一つの作品に衝撃を受け、
何を考えながらこの自画像を描いたのか、
とても興味深いものがありました。
 
皆さんも夏休みは松本市美術館に脚を運んではいかがですか。
9月25日まで開催してます。