GENchiArchitectsDESIGN Inc.

 源池設計室

Japanese snowbell

2021.05.31

今日で五月も終わり。
いつもだったら、五月の最終土日はあがたの森でクラフトフェアが開催され、
そしてどちらかが雨が降ったりして、「毎年だね」なんて話をして。
去年に引き続き、今年も中止、そんな年に限って2日共とてもいい天気。
でも、こんな時だから、たまには12cmヒールの靴を履いて
テンションをあげたみた週末でした。
 
シンボルツリーに好きな樹木は、
ヤマボウシ、シャラノキ、アオダモ、モミジ、ハナミズキetc・・・
沢山ありますが、「エゴノキ」もその一つです。
 

 
潮風にも耐え、乾燥地や湿地、寒さに強く、比較的土壌を選ばないのも長所で、
これからの季節に咲く吊り下がるような白い小さな花もかわいいです。
名前は、果実を口に入れると喉や舌を刺激して「えぐい」ことに由来しますが、
欧米では「ジャパニーズ・スノーベル」という素敵な愛称があるそうです。

聖地巡礼

2021.05.25

昨日ラジオで聖地巡礼の話しが流れていましたが、
その名前が一般に浸透するようになったのは
長野県出身の新海誠監督「君の名は。」の諏訪湖らしい。
他にも「サマーウォーズ」の上田城跡、
「orange」のあがたの森公園ほか松本市内の随所、
千と千尋の神隠し」の山ノ内町の旅館、金具屋など、
長野県内は沢山の聖地があるそうです。
なんと、今朝も薄川できれいな女優さんが何かの撮影をしていました!
1998年、当時夢中になっていた『ビバリーヒルズ91210』
そのロケ地巡りも、聖地巡礼のはしりなのではないでしょうか?
 
ウェストビバリーハイスクール」はTorrance High School
 
「カリフォルニア大学」はOccidental College

 
「マッケイ家」は高級住宅街パサデナの中に。

 
ウォルシュ家」はマッケイ家のすぐ近くに。

 
聖地巡礼という言葉を聞いて、懐かしくなってアルバムを開いてしまいました。
ピーチピットやビーチアパートにも行きたかったなあ。
以前のように色々な国に行けるようになりますように。

カスタマイズ!

2021.05.17

先日、7年前にお引渡しの住宅へお伺いしました。
キッチンから見えるスタディーコーナーのカウンター、
パソコンなどの配線を通す穴を設けることが多いのですが
(写真↓の赤丸)
 

 
カウンターの下に、引き出せるケースをお施主さんが設置。
なんと消しゴムカス入れ!
(写真↓は見にくいですが・・・)
 

 
伺った時も、しっかり宿題を始めていて、
カウンターもカス入れも大活躍。
素敵なカスタマイズ!
 

 
おもちゃ箱が置いてあったところも
今はピアノのスペースに。
子供の成長は早いなあ・・・と、
あったかい気持ちに包まれながら
夕陽の中、田植えが始まった田圃道を帰って行きました。

イメージ

2021.05.10

私たちとお施主さん御家族と、「どんな家に住みたい?」から始まって
好きなもの、休日の過ごし方、これまで暮らした家、仕事の話、嫌いなもの、etc…
色々な話しを重ねて、家づくりをしていきますが、
平面図、展開図、サンプルだけでは、なかなか分からない事もあります。
源池設計室の私たち二人でさえ、想像しているものが言葉だけでは違うことも。
なので、私たち二人とお施主さんが二人、もしくは三人の思いが近づく様に
使うアイテムの一つとして、3Dパースがあります。
 

 

 

 

 
源池設計室ではSketchUpProを使用。
内装や家具の打ち合わせの時にも役立ちます。

2度目のGW

2021.05.03

コロナ禍で迎える2度目のゴールデンウィークも折り返し。
今年は時間が出来そうな感じだったので、
1年前に買ってそのままのメッシュの篭に石を積んでいく「ガビオン」を
組み立てようかと思っていましたが、
結局、休みに関係ない日常に鋼板もなりそうです。
去年のGWは何をしていたのかな?と手帳を見てみると
Facetimeでの打合せだったり、図面を描いていたりと
今年と殆ど変わりなかったです。
ただオンライン飲み会は3回入っていました。
それにしても、早く以前のような日常に戻らないかあ。
信州へIターンして29年、1年以上実家のある市川市へ戻っていないのは初めてです。
 
 
 

 
先週、母校の前を通ったという友人から写真が送られてきました。
 
 

 
「自主自律」
出来ているかなあ。
 
コロナがあけたら、やりたいことが沢山。
しまなみ海道を自転車で走ろう!
奄美大島へ行ってアマミノクロウサギを見よう!
中山競馬場で大きく当てよう!
そんな妄想を同級生たちと語る日々です。

アオダモとバット

2021.04.26

今日は朝いちばん、昨年お引渡しの「計画D」さんのシンボルツリーの植え込み。
位置や向きなど、現場で職人さんと確認します。
樹種はアオダモ。
モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹です。
お施主さんもここはこだわった一つでもあります!
 


 
私たちも好きな樹木で、植えることも多いですが、
植える度に、3年前にお聞きした大学の先輩の言葉を思い出します。
『アオダモは、2年前までイチローがバットに使ってました!
バットと言えばアオダモだったんだけど、
本当に採れなくなって、 イチローは昨年からホワイトアッシュに換えました。
ぼくの小学生のころは、アオダモ・ヤチダモ・トネリコが主流でしたが、
近年はメイプルがほとんど。
アオダモを守るための植樹も盛んに行われ始めましたが、
使用できるのは50年先です!』
最近のニュースで知ったのですが、今大活躍の大谷選手、
昨年まではアオダモだったそうで、今年からバーチに変えたとか。
硬さとか、しなりとか、それぞれの樹種で違うそうで、
ついついバットの樹種の話題になると、聞き耳を立ててしまいます。

クマ割

2021.04.19

2017年に移転新築された内藤廣氏設計の富山県立美術館は
黒瀬地区への水上バスや世界一美しいスタバに選ばれたお店がある
富岩運河環水公園にあります。
この美術館は、三沢厚彦さんのクマの彫刻で有名です。
クマは全部で4体、屋内にクスノキの木彫が1体。
 


 
屋外広場に大中小の3体。
 

 
「森からふらっと遊びに来て、あまりの居心地の良さに、
ここに居ついてしまった」という感覚で、立山連峰を見据えているそうです。
 

 
なんと、ここの美術館、「クマ割」があるとの事。
クマのグッズやクマの絵柄の洋服で、入館料の割引が!
素敵な企画ですね。
 

 
松本市美術館も水玉・・・は普通かもしれないので
チューリップ割とかあればいいのに。

鎮神社

2021.04.12

 先日、木曽の奈良井宿近くを通ったので、
鎮神社へお参りに行ってきました。
この神社は、「 元和四年(1618)奈良井宿に疫病がはやり、
これを鎮めるために下総国香取神宮から経津主命(ふつぬしのみこと)を勧請し
祭祀をはじめ、疫病がおさまった」と言われています。
 

 
下総の国の出身としては、他人事と思えず
「コロナが早く終息しますように・・・」とお願い。
 
 

 
金歯の狛犬、向かって右側は金色の玉、左側は小さい狛犬を
前足で抑えているのが、なんとも言えない表情です。
ご神木の杉の木も厳かで見ごたえがあります。
願いが叶いますように。

地鎮祭の想い出

2021.04.05

桜が満開になり、少し花冷えの日となった本日、
長野市「計画Y」さんの現場にて 無事、地鎮祭が終了。
土地探しから始まったこの計画が、秋の完成に向けて動き出しました。
帰り道、思い出したのが十数年前の地鎮祭。
夏の晴れたその日は、確かお施主さんの誕生日で
小さな娘さんは、お母さんの手づくりのワンピース。
 

 
北欧柄の布地のワンピースだったのですが、
式の前はこの服はやだ~と、駄々をこねていました。
こんな素敵なワンピースなのになぜ?
と思いましたが、式が終わる頃には写真のような(顔はみえませんが)
笑顔になっていて、ほっとひと安心。
成人した彼女も、今ではすっかりお洒落さんになっていて、これまたひと安心(笑)

週末はおやき作り

2021.03.29

家にいる時間も多くなり、最近はまっているのが「おやき作り」
おやきは、小麦粉などを水で溶いて練り、薄くのばした皮に
小豆野菜などで作った(具材)を包んで焼く、長野県郷土料理 です。
広い長野県、地域によって作り方が異なりますが、
他界した祖母が作ってくれた丸ナスのおやきは絶品で
その味を再現できないかなあと思った事から始まりました。
まずは、味の継承者でもある叔母に電話、
粉の種類や混ぜ方、作り方を教えてもらい、早速トライ。
強力粉100%、今の時期丸ナスはないので、
餡は普通のナス、切り干し大根で作りました。
 

 
ちょっと皮が厚いかなあ・・・
という事で、色々なお店のおやきを食べ比べてみることにしました。
 
 
 

 
まずは松本市で鷹匠庵、田舎のおやき。
好みとすると北信かなと思い、
ふっきこ、マツキ、千曲おやき、西澤餅店、門前農館・・・
道の駅では、中条村と小川村にて。
 

 
 「おやきの教科書」なるマニュアル本も買ってみたり。
強力粉と小麦粉の配合を1:1、3:2、3:1と変えてみたり。
 

 
週末はおやき作りが定番に。
だんだん皮が薄く、美味しくはなってきていますが、
まだまだ祖母のおやきには遠く及びません。
奥が深いです。
挑戦は続く・・・