GENchiArchitectsDESIGN Inc.

 源池設計室

出版記念パーティー

2023.07.17

先々週の日曜日は、恩師、 大江新先生の
『東京 ・再開発ガイド~再開発のグラウンドレベルのデザインを考える』
石井翔大さん『恣意と必然の建築~大江宏の作品と思想』
出版記念パーティーでアルカディア市ヶ谷へ。
富永譲先生や渡辺真理先生など色々興味深いお話も聴くことが出来ました。
また、コロナで大江研OB会の中止が続いていたので、
久しぶりに大江先生他、ゼミの先輩、後輩など沢山の仲間にも会え、
近況を語り合いながら、楽しい時間はあっという間に。
 

 
翌日は新小岩ルミエール商店街にある紅茶専門店 ヘニイズ HAENNI'Sへ
ランチを食べに行きました。
ここは唯一、小中高校が一緒の友人がやっているお店で、
昨年25周年を迎えたスコーンが美味しいカフェ。
高校の仲間も集う場所ですが、今回は母と姉と共に。
長く愛されるお店、25周年おめでとうございます!
 

 
↑新作の紅茶のアフォガード、下にはロイヤルミルクティーのゼリー
最高に美味しかったです。

職業体験

2023.07.10

松本市では中学2年生で職業体験学習があります。
源池設計室でも2014年から毎年数名の生徒の受け入れを行っておりますが、
コロナ期間中は中止していたこともあり、今年は久々の職業体験でした。
そしてついに初めて女子の参加もありました。
実際、建設業にも最近は女性が増え始めてますし、
特に女性の建築家や設計に携わる女性も沢山いらっしゃいます。
 
体験学習のカリキュラムは二日間の日程で初日は平面プランを作成してもらい
二日目にそのプランの模型を作ってもらいます。
 

図面も模型も生徒それぞれの個性が出ていて、どんなものが出来るのか
毎回楽しみにしてます。
 

模型が完成するとみんなで写真撮影をし職業体験終了。
 

普段これほど長時間にわたり集中して作業することがないようで、
二人とも疲れた様子でしたが、模型まで完成させる達成感で
自信に満ちた顔で帰っていきました。
私達も刺激を受け充実した二日間になりました。
彼らが10年後設計世界に入ってくることを願って、
また来年も楽しみにしております。
 
其の一~其の五 →マンデーコラム Vol.704
其の六 →マンデーコラム Vol.755
其の七 → http://genchisketch.blog48.fc2.com/blog-entry-2408.html
其の八 → マンデーコラム Vol.806

七夕人形

2023.07.04

松本地方では、七夕に軒先など「七夕人形」を飾る風習があります。
人形を飾ると「元気でいられる」「着物がふえる」などと言われていて
江戸時代には行われていたそうです。
松本市民になって長くなりますが、未経験だったので、
馬場屋敷で行われたワークショップに参加し、作るところから始めてみました。
 

 
軒先には数多くの七夕人形が飾られていて、
雰囲気のある中、千代紙を折って衣を作っていきます。
 

 
馬場屋敷さんに初めて訪れたのは、30年前、まだ家具屋さんだった時です。
就職一年目、上司に連れられて制作家具をお願いしに来ました。
懐かしいです。
 

 
完成した七夕人形は、まちなかアトリエのショーウィンドウに飾りました。
これで松本市民の仲間入りした感じがします。
松本の七夕はひとつき遅れの8月7日で。

世界一おいしいミートソース

2023.06.26

この間、浅草橋で「 日本一おいしいミートソース」を食べてきました。
日本一と名乗るだけあって、麺の下に隠れているソースは 濃厚、
姉と二人とても満足で、美味しかったです。
 

 
あれが日本一なら、これは世界一!というミートソースに出会いました。
ジャスフェスティバルを楽しんだ後、電車で長野から松本へ戻り、
家に着くと、用意されていた晩御飯のミートソース。
畑の新玉ねぎと、フレッシュトマト、隠し味には冷蔵庫の調味料。
 

 
玉ねぎ多めの甘い味は、まさに私好み。
私にとっての世界一おいしいミートソースです。
ジャズの余韻に浸りながら幸せな気持ちで帰路につき、更に家に幸せが!
幸せ倍増です。
すみません、我が家の自画自賛で(笑)それほど感激しました。
Sさん、有難うございます。
 

水之江忠臣ブックチェア

2023.06.19

修理に出していたお施主さんの椅子が今日戻ってきました。
水之江忠臣のブックチェアです。
この椅子は、 前川國男氏設計の神奈川県立図書館の閲覧用の椅子として、
インテリア担当の水之江氏がデザインしたもの。
1954年(昭和29年)に誕生した椅子は、無垢材のフレームと
成形合板の座面と背面のシンプルな形。
江戸東京たてもの園にある前川國男氏の自邸にもあります。
 
松本市設計事務所源池設計室

 
お施主さんは、お祖父様が使われていたものを
脚譲り受けたそうで、今回新築にあたり、
ガタツキなどを家具屋さんで調整していただきました。
長く愛されるこの椅子、座り心地がいい!

ジャズ・フェスティバル2023@長野市芸術館

2023.06.12

昨日は昨年に引き続き、長野市芸術館でジャズを楽しんできました。
長野駅から会場へ向かう途中に会ったライブハウスのママには
「今日はBUCK-TICK?」と聞かれましたが、
開催が重なり、そういう系の方々も沢山、芸術館周辺に。
ジャズ・フェスの出演者が豪華すぎるんです。
日本フュージョン界のオールスターズ。
私の一間先にはギターの神様!
使い込んだようなビンテージ感をデザインしたベースも間近で見る事が出来ました。
特に今回のお目当ては、ドラマーの川口千里さん。
小さい身体でダイナミックな演奏、かっこよすぎです。
少し前に友人が、この動画泣ける・・・と送ってきたのが千里さんの演奏でした。
いつか生音聴きたい!と思っていたらこんなに早く実現。
ここ最近、この人の演奏を生で聴いてみたいなあと願うと叶う事が続いているんです。
安藤正容さん、則竹裕之さん、坂東彗さん、そして今回、しかも長野県で。
次は河野啓三さんを願っています。
フェスはその時集まった人の一期一会の演奏、
スペシャルな休日となりました。
 

松本市設計事務所源池設計

サステナブル

2023.06.05

最近よく耳にするサステナブル。
「持続可能な」という意味で 地球環境の保全、 社会や経済の
持続可能性を示すワードの一つ。
昨日、お引渡しとなった「西町の家」さん、
テーブルの高さを腰の負担などを考えて、低めに制作しましたが
これまでお使いの椅子では、そのテーブルと高さが合わない。
新しいものに変えるのではなく、
椅子の脚をテーブルの高さに合わせてカットする事にしました。
 
松本市設計事務所源池設計室

 
9年前にお引渡しのお施主さんから、ご相談いただいているのが
今お使いのダイニングチェア。
張地が汚れてきたので、どうしようか・・・と。
布地をご提案し、見積をしてご検討いただいていた所、
「椅子の買い替えも色々見て検討しましたが、
 現在の椅子もまだ充分使えそうなので、張替えをお願いします」
と連絡をいただいたので、早速手配へ。
 
松本市住宅設計源池設計室

 
以前の マンデーコラムVol.930で書いたYチェアのペーパーコードの張替えや
ゲンチスケッチの ブログ「ソファのお色直し」のカリモクのソファも
これまでお使いのものを、手を加える事によって
これからも使い続けていくものへとなりました。
いずれも最初に選んでいるものが、「しっかり考えられて作られたもの」
だったからではないかと思います。
今でいう「サステナブルな家具」
家具を選ぶ時、価格も重要な要素かと思いますが
数年で買い替えなければならないようなものでなく、
ずっと愛し続けられる家具を選んでくれる人が増えるといいなあ。
世代を超えて・・・なんて、更に最高です。

共に歩み

2023.05.29

昨日は久しぶりの完成見学会、お天気にも恵まれました。
MGプレスをご覧になってお越しいただき有難うございます。
また、こういう機会を作ってくださった「西町の家」さんにも感謝申し上げます。
お施主さんとの出会いはコロナが始まりかけた2020年2月。
希望のエリアで見つけた中古住宅を検討していた時に初めてお会いし、
リフォームにかかるの費用はどれくらい?
新築住宅の場合、土地購入を含めた費用は?
住宅維持にはどれくらいかかる?
というご相談から、家づくりが始まりました。
そこから新築住宅へシフトし、土地探し開始。
南北に細長い土地やエリアを広げた所で見つけた土地など、
どんな風に建てられるか、陽のあたり方や周囲の環境、車の止め方など
敷地毎に、色々検討し、話し合いを重ねました。
今回の敷地と巡り合えたのが、2021年4月。
紆余曲折あり土地の契約は10月、古家解体は12月でしたが、
その年の9月、インターンシップにきた大学院生Kくんに初日、
この敷地でプランを考えてもらったのも、良い思い出です。
 
松本市住宅設計源池設計室

 
実施設計を進めながら、今回特に断熱性能も高めたいとの事で
断熱方法や窓の仕様なども検討し、工事契約を経て、
2022年10月地鎮祭を執り行い、基礎工事が始まり、
来週、お引渡しを迎える事となりました。
 
松本市設計事務所源池設計室

 
設計期間中も、工事が始まってからも
お施主さんとは密に会って、仕様を確定したり、進行状況を確認して頂いたりします。
お引渡しはとても喜ばしい事ですが、会う機会が急に少なくなってしまうので
ちょっと淋しい気持ちも。
♪君の忙しいスケジュールノート、
 そして僕の名前、一つ一つ消えてゆくの♪
高校時代に聴いていた唄を思い出してしまいます。

畑仕事2023

2023.05.22

この マンデーコラムVol.973にも書いたのですが、
昨年より始めた畑仕事、今年も始動しました!
 
松本市設計事務所源池設計室

 
2年目という事で、収穫時期やツルの伸び具合などレイアウトを考えました。
昨年イマイチの収穫だったものはやめて、オカヒジキやモロヘイヤを新た加えたり、
コマツナは収穫時期をずらして2段階にしたり。
この畑は、お施主OBさんに誘われて始めました。
畑の地主さんはじめ、5家族で、情報を共有したり、色々教えて頂いたり、
実りを分かち合ったり、畑仲間の楽しさも満喫しております。
昨秋に植えたニンニクも先日収穫できました!
大きく育ってくれてありがとう!
 

 

松本市「西町の家」の完成見学会開催します

2023.05.15

昨年より工事しておりました、「西町の家」がもう少しで完成になります。
お施主さんのご厚意で完成見学会をさせていただけることになりました。
コロナの期間中はなかなか自粛ムードでしたが、久しぶりの一般公開になります。
 
計画地は善光寺街道から西に入った西町の通り沿い。
江戸時代は下級武士の屋敷が建ち並ぶあたりで、現在も閑静な住宅地です。
かつては広い敷地であったと思われますが、
分割を繰り返し現在の55坪の敷地に至っていると思われます。
周囲は色も形態も落ち着いた雰囲気の住宅が多く、
この地に新たに建てる住宅も鮮やかなものや奇抜な形状ではなく、
大きく主張はしない建物が良いと思いました。
内部も奇をてらう事はせず、日常をより長く快適に心地よく暮らせることを
建て主と時間をかけて話し合い、
家族それぞれの居場所とその関係性、
そして日々の生活を共にイメージしながら、空間構成を決定。
季節の移ろいが感じられる窓は、前面の道路からのプライバシーの確保と
開放性のバランスをとり、外構計画に反映しております。
断熱性や耐震性能は予算内で最高の状態とし、
充実した温熱環境と安心感のある住宅になっています。
 
ご興味のある方は是非お声掛けください。
予約制でご案内させてただきます。
 
完成見学会5月28日(日)完全予約制
http://www.genchi.jp/openhouse.html
 
源池設計室完成見学会オープンハウス