GENchiArchitectsDESIGN Inc.

 源池設計室

テレワーク出来るダイニングテーブル

2023.12.04

今月お引渡しの「白馬八方の別荘」さん。
制作のダイニングテーブルも併せてデザインさせていただきました。
リクエストは、大勢で集まれて、テレワークも可能なテーブル。
8人くらい座っても、食事もゆったり出来るように、
サイズは長さ2400mm×奥行き1100mm。
奥行きに関してはテレワークの時、向かい合って座っても近すぎず、
食事の時は遠すぎない距離で決めました。
パソコンやスマホなど、電源も必要。
当初、天板に蓋を設け、開けるとOAタップがあって、そこに差し込む…
事を考えたのですが、食事の時、グラスを倒してしまったら…
とも考え止めました。
蓋の位置によっても、真ん中だと上から差し込みづらい、
端だと短手に人が座った時に邪魔になったり。
実際シュミレーションしたり、3Dで検討したりし、
テーブルの横の幕板にあるのが使いやすいのでは、
という結論に達しました。
OAタップも壊れる可能性もあるので、取り換えがきくように考慮。
あと、USB差し込みがあるカッコいいOAタップがなかなか見つからない。
レッドオークのテーブル、月末には納入される予定です。
またHPに写真をアップしたいと思います。

畑の恵みを

2023.11.27

今日は松本で一人暮らしをしているお施主OBの息子さんと我が家で夕ご飯。
なるべく畑で採れた野菜を食べてもらおうと思い、献立を考えました。
まずは、温野菜。
 

 
畑からは、かぶ、サツマイモ、ジャガイモ、おろのきの紅い大根。
 

 
リクエストの麻婆豆腐には、松本一本ネギ。
その他に、野沢菜漬けとサツマイモのサラダ、具沢山味噌汁の小松菜も畑から。
「あ!この椅子、一緒だ」と気づいてくれたYチェアとJ39チェア。
吹抜の感じとかも似ているとHくん、我が家でもリラックスしてくれたよう。
初めて会った時は幼稚園前だった子と、
畑の恵みを一緒に味わうなんて、なんか嬉しいです。

母と

2023.11.20

先日、もうすぐ87歳になる母が市川から遊びに来ました。
一昨年は軽井沢、去年は嬬恋へ一緒に旅行しましたが、
久しぶりに松本でゆっくりする事になり、さて何処へ行こうか…
1日目は、旧四賀村へ。
築130年の古民家をリノベーションしたカフェKAJIYAさんでランチ。
 

 
その後、紅葉を見に、信州ゴールデンキャッスルへ車で10分くらい移動。
今まで見た紅葉の中で一番綺麗と思える彩りの美しさ!
 

 
そして、定番の温泉、穴沢温泉へ。
「美人の湯」と言われる 「松茸山荘別館東山館」のお湯は、とろんとした泉質。
地域の方々に愛されている温泉のようです。
 
2日目、私が仕事中の午前中は、一人であがたの森へ
シダーローズを探しに行ったようで、
午後は今月オープンした松本市立博物館へ。
夕飯は、母のリクエストで居酒屋でんすけさん!
昨年からInstagramを始めた母が、
私のインスタの「でんすけさんのおでん写真」をいつも見ていて
行ってみたいと思っていたようで、念願叶った形です。
変わらず、優しい味!美味しすぎます。
夜の温泉は、浅間温泉のホットプラザ浅間で温まりました。
 

 
3日目は足を延ばして飯綱アップルミュージアムへ。
母が好きな葉っぱ切り絵アーティストのリトさんの展覧会が開催されていました。
実物を見るのは初めてだったようで、タイミングよく見る事が出来て良かったです。
 

 
お昼は新蕎麦を食べようと思ったのですが、
あまりの行列で断念しました・・・
来年も元気に遊びに来て、一緒に蕎麦を食べたいです。
 

斑MURAWALL

2023.11.13

現在工事中のリノベーション現場で採用した左官仕上げは
フジワラの「斑MURAWALL」
素材は珪藻土なので調湿性があります。
耐汚染性に優れた塗膜を形成するので、
調湿性がある塗り壁材では難しかった水拭きでのお手入れも可能。
今回洗面廻りも塗るので、タイル張りと迷いましたが、これはいい!となりました。
コテで仕上げるので、やはり表情が良いんです。
 
松本市設計事務所源池設計室

 
↑下塗りの段階でもいい感じ。
 
松本市住宅設計源池設計室

 
↑仕上げ直後はツヤがありますが、乾くと落ち着くそう。
竣工しましたら、写真はまたアップしたいと思います。
こういった、知らないけど、良いものを教えてくれる仲間に感謝です。
ネクストさん有難うございます。

カウンセリングルーム@なわ歯科医院

2023.11.06

カウンセリングルームを新たにつくりたいとご相談いただき、
計画を進めていた岡谷市なわ歯科医院さんの工事が完了し、
今日から始動しました。
元々はX線室のあった場所、3.5帖のスペース。
狭さを感じないよう、乳白のガラスのパーティションで仕切り、
リラックスしてお話し出来る様に、内装や家具は暖色系の落ち着いた感じにし、
照明計画にも重点を置きました。
 
源池設計室歯科デザイン

 
患者さん用の椅子は、 1933年にアルヴァ・アアルトによって デザインされたスツール60。
長く愛されている椅子です。
この椅子はアアルトが1928年パイミオにあるサナトリウムの為にデザインしたもの。
色は迷いました。
オレンジ、イエロー、ペトロール、グレー、グリーン・・・
最終的にはこの2色にしました。


 
この椅子に合う事務椅子を探すのに難儀しましたが、
アーム部分のプライウッドが似ているものを見つけ採用しましたが、
これがまた合っているんです。
 
今回も診療しながらの改修工事になり、
患者さんには大変ご迷惑をお掛けしましたが、無事に終わりました。
最大限に気配りをしてくれた現場代理人Tさんにも感謝です。
 
源池設計室歯科医院デザイン

 

ステンレスパイプの抽斗

2023.10.30

先週はお施主さんとIKEA船橋店へ行く道すがら、
すごい久しぶりに京葉線に乗り、舞浜駅を通ったのですが
全く知らない夢の世界になっていてビックリ!
ディズニーランドへ行ったのも、もう30年以上前の事でした…
現在進行中の二つの現場も、キッチンは制作です。
制作のいい点は、レイアウトも自由、サイズも自由、
選ぶキッチンオーガナイザーも自由。
自分の使いやすいように作る事が出来るので、
毎日の家事作業もストレスが減ります。
最近便利だなあと思うのが、鍋などを収納するオープンな抽斗。
 
制作キッチン

 
抽斗の底板がステンレスパイプでスノコ状になっているので
あまり気を使わずに、ポンと置いてもOK。
 
無垢の木のキッチン

 
ルクルーゼやバーミキュラなど重い鍋も、
スライドレールで楽々引き出せます。
オープンなので湿気なども気にならず収納可能。
よく見えるので、対面キッチンのコンロ下など、
ダイニングやリビングから見えないような位置に配置することが多いです。
もしくは、敢えて見せたい!鍋を置くこともあります。
キッチンをつくるのは楽しいです。
毎回、その使い手さんの拘りとか、作業手順など新鮮なお話を聞くことが出来るので。

人生初!その弐

2023.10.23

人生初の出来事、第二弾はサバゲー!
昨年から通っているキックボクシング教室 DELIGHTでは色々な部会があり、
山登り部、マラソン部、ボルタリング部、サバゲー部…などなど。
興味があれば参加する形で、昨日は松本教室でご一緒のAさんとTさんと参戦!
サバゲーこと、サバイバルゲーム(survival game)とは、
日本発祥のエアソフトガンでのシューティングゲーム。
敵味方のチームに分かれ、決められた時間内にエアソフトガンを撃ち合い、
フラッグを取りに行ったりして勝敗を決めます。
打たれてしまったら、Hit!と言って手を挙げて場外へ。
復活できる場合もあったりして、4回ほど復活させてもらいました。
スタートと同時にダッシュしたり、見ず知らずの同じチームの人にご指導いただいたり、
壁に隠れる緊張感!秋空の下、大人の運動会みたいで楽しかったです。
 

人生初!その壱

2023.10.16

今月は人生初の出来事に出会える月になりそうです。
第一弾は、海釣り!
17年前にお引渡しのお施主OBさんからお誘いを受けての出航。
朝焼けの海、とてもきれいでした。
 

 
♪ベタ凪の海をすすむZodiac・・・とはならず、
ちょっと波のある日でしたが、
釣り糸を垂らし、反応に集中していたら
船酔い知らず(酔い止めも効いたかな?)
 

 
遠くに見えるのは岩瀬地区。
三角どら焼き美味しかったなあ。
 

 
ビギナーズラックでしょうか。
大漁でした!
30cm超えのアジ、サバ、サワラ、フクラギ、アマダイ
そして珍しい魚エソも釣れました。
蒲鉾の材料の魚だそうですが、知る人ぞ知る高級魚とのこと。
塩焼きしていただきました。ふっくらしていて美味!
今度はホタルイカの時期に挑戦したいです。

スケジュール帳

2023.10.09

10月に入ると文房具店や書店にスケジュール帳が並び始めます。
源池設計室はスケジュール帳に関してはアナログ。
マンスリー手帳のブロック式で、
お施主さんの打合せは赤
現場に関しての項目は緑
プライベートな用事は青
習い事はシルバー
その他は黒
と色を決めて、手帳を開いた時、1ヶ月の予定がパッと分かるようにしています。
2007年からはKYOKUTOのリングタイプ、
5年前からはカバンに入るようにA6サイズの
表紙の手触りがいいスケジュール帳を好んで使っていました。
しかし、昨年その手帳が廃盤になってしまい、
さてどうしようか?と色々迷って選んだのですが、
ちょっと使いづらく、失敗した感が・・・
一年間ずっと一緒にいるものなので慎重になってしまう。
2024年はどうするか考えて、昨年からハマっている革小物づくりで
作ってみようかと材料は用意しました。
革の穴あけからなんですが、まだ重い腰が持ち上がらず、
さて来年の1月1日まで間に合うのでしょうか。

超個人的見解

2023.10.02

2003年8月22日に設計事務所を開設して丸20年が過ぎ、
私達も年を重ね、娘、息子のような年代のお施主さんが
お越しになることも珍しくなくなりました。
最近、若いお施主さん世代の方で、
設計事務所で建てた家で育ったんです・・・
というお話を聞くこともちらほら。
ご両親が設計事務所と共に色々考えてつくった家を知っているから、
その使い勝手の良さや、デザインと居心地の良さ、素材の温もりは
当たり前にあるものなのかもしれません。
新建材に囲まれた、家に合わせた暮らしをするのではなくて。
そして、自分たちの子供達もそういう空間で育てたいのではないかと。
↑これは、超個人的見解です。
子供は敏感に感じとっていると思います。
お施主さんの家へ、お子さんの同級生が来て、「この家、なんか落ち着く」と言って
お母さんも連れてきたい!と。
最終的にはお父さんまで見に来たらしいです。
小学生の頃、和風庭園を眺める和室があったH君の家、
2階リビングの眺めが新鮮だったMさんの家、
中学生の頃、玄関が入った正面の階段と吹抜のあるTさんの家、
コンクリート打ち放しの外壁が斬新なN君の家、
などなど素敵な家は今でも目に浮かんできます。
30年ぶりにあったTさんにその話をしたら、ちょっとひかれましたが(笑)