GENchiArchitectsDESIGN Inc.

 源池設計室

キッチン・バスの日

2020.11.02

今日11月2日は「キッチン・バスの日」だそうです。
2005年にキッチン・バス工業会が制定。
キッチンの頭文字「K」はアルファベットの11番目、
バスの「B」は2番目であることからこの日になったそう。
こじつけのような気もしますが・・・
 
  

 
 

 
これまでの湿式の浴室を見ると
タイルを張る場合、白が多い事に気が付きました。
手前の脱衣室から白に統一することも。
子供のころ、実家のお風呂は緑色のタイルだったなあ。
あれは誰が選んだんだろう。

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

2020.10.26

昨年7月金沢市に開館した「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」へ
先日、念願かなって行くことが出来ました。
九谷焼の窯元に生まれた谷口吉郎氏の犀川沿いの住まい跡地に谷口吉生氏の設計で建設。
谷口吉生氏といえば、長野県では「長野県信濃美術館・東山魁夷館」でお馴染み。
石とアルミルーバーとガラスとシンプルな外観が街並みに溶け込んでいます。
常設展に迎賓館赤坂離宮別館 游心亭の「広間」と「茶室」を再現、見所です!
 

 

 
 

 
 

 

テープカット

2020.10.20

3月に地鎮祭を執り行いました「蓮華草の家」さん
昨日10月19日、大安の大明日無事お引渡しとなりました。
そして源池設計室として、初めてのテープカット!
 

 
前日、「テープカットの式次第」を熟読。
「キーパーソンは左手でリボンを下からすくうように持ち
 (カットした際にリボンが落ちないようにするため)、
 右手にはハサミを持ってリボン右側の張り渡しテープにハサミを当てます」
右と左が苦手な私、緊張しました!
お施主さんご夫婦の左側に施工会社の社長さん、営業さん、現場代理人さん、
右側には私たち二人。
カメラマンは、取扱説明に来た電気屋さん(有難うございます!)
笑顔のテープカットで、お引渡しの楽しいオープニングセレモニーとなりました。
 
 

 
紅白のリボンはお施主さんの手づくり。
「使い慣れたハサミを・・・」ということで、
事務所で使っているいつものハサミに、最近ハマっている水引で飾り。
結び目を表から見ると口の形に、
裏から見ると十字の形に見えるので、口+十=叶で、叶結びと言われる
縁起のいい形にしました。
これから沢山の笑顔がこぼれていく家になっていくんだろうな。
おめでとうございます。そしてこれからも宜しくお願い致します。

電子ドラムが来て15ヶ月

2020.10.12

新聞の「電子ドラム体験教室」の記事を見て、
コダマ楽器へ行ったのは昨年の4月の初め。
その月から教室へ通い始めることに。
リズム感のない私は、なかなか上達しないので、
自宅レッスン用にローランドのTD-25Kを
昨年の七夕の日に迎え入れました。
我が家にやって来て15ヶ月。
毎日練習・・・という訳にも行きませんが、
なんとか1曲は叩けるようになりました(たどたどしい部分もありますが)
今、昭和歌謡が若い子の間で流行っていると言いますが、
10代の先生と80年代の曲を叩くというのは感慨深いものがあります。
最初に選んだのは、筒美京平さん作曲の曲。
今日訃報が届き、なんとも淋しい気持ちになりましたが
沢山の素敵な曲をありがとうございます!ご冥福をお祈り致します。
さあ、2曲目は何にしよう・・・と選んだのは、スカパラ。
ドラムを始めた事を知っている高校の同級生たちが、
「じゃあ、スカパラを10年後セッションしよう!」と言う事になり、
皆の足を引っ張らないよう今から練習します!
ギターはプロからのお誘いもあったS。
今晩は夕食後、叩くぞ!

nook

2020.10.05

昔大好きだったテレビドラマBeverly Hills, 90210』の
ブレンダの部屋にも窓辺がソファのようになって
寛いでいる様子が好きでした。
そんな場所をWindow seat やWindow nookと言います。
nookを辞書でひくと
[名詞] (部屋などの)隅,奥まった場所
    人目につかない隠れ場所
今月お引渡しの住宅も、そんな場所があるんです。
そこに腰を掛けると、有孔ブロックの隣に
庭のブルーブッシュがちょうどいい感じに見え、
ウッドデッキの笑い声をBGMに
窓の上にはFlameのお気に入りのライト。
囲われている感じが落ち着きます。
ドラマではそこでバレリーがいけないものを吸っているシーンもありますが・・・
私はWindow nookで図書館で予約中の本を読みたいなあ。
5月に予約して、今日現在で75人待ちですが(笑)

信州移住暮らしの不満点

2020.09.28

信州へIターンしてきて28年経ちました。
最近では、自治体挙げての移住促進。
コロナ禍もあって考えている人も増えているのではないでしょうか。
自然が素晴らしい、野菜が新鮮、満員電車に乗らなくていい・・・
などなど、良い面は多くのメディアに載っていますが、
実際ここは不満だな・・・とネガティブ部分はあまり載っていません。
信州へ移住してきて本当に良かったなあと思うことが多いです。
でも四半世紀以上住んでいて、ここはちょっと・・・という点を
絞りだしてみて、不満なことが2点ありました。
一つは新聞の選択肢がない事。
千葉にいた時は、毎日、朝日、読売、日経など数多くの新聞社があり、
それぞれの会社が独自の考えを持って新聞を作っているので
自分にあった考えの新聞を選ぶことが出来ました。
長野県だとほぼ一社の独占、競争がないことは発展も少ないのではと思います。
もう一つは同じような事ですが、FMラジオの選択肢が少ない!
東京方面へ行くと、車のカーラジオに沢山のFM局が出てくるのが羨ましい。
この2点、ネットで解決できるじゃん!と思われますが、
朝コーヒー飲みながら紙の新聞を読みたいし、
長野県内車で移動中ネット環境が良くない所も多いのでネットラジオは聞けなかったり。
今日は少しアマノジャク視点でのコラムでした。

サプライズ!

2020.09.21

先日、コロナウィルス感染症対策を十分にしながら、
誕生日のサプライズパーティーをしました。
主役は相方S。
毎年、GWにはBBQ、松ぼんには飲み会、そして12月はクリスマスパーティー
と、10年以上恒例行事として楽しむ3家族の集まりがあるのですが、
最近、50歳を迎える時にサプライズ誕生日会を企画、開催してきました。
昨年は私も全員ヨネ様・・・というサプライズ(笑)
今回は5人目のサプライズ。
そして今年はGWも松ぼんもなく、集まることが出来なかったので、
ちょっぴり豪勢に企画、目立つハイエースでお出掛けしました。
 

 
松川パン商店さんや道行く知らない方も一緒に楽しんでいただく事が出来て、大成功!
昨年の修学旅行再現で千里浜でジャンプするような仲間など、
私の周りには、歳は重ねても心は学生みたいな人が多いです。
一緒に楽しむ仲間がいる事は、本当におっきな財産だなあとつくづく感じます。
Thank You For Everything!

信州の暮らしと建築展

2020.09.14

コロナがなかったら今頃、生ビール片手に打ち上げで盛り上がっていたはずなんです。
昨年秋から、同じ志を持つスタジオ・アウラさんと企画を練り、
「信州の暮らしと建築展」というタイトルで
松本市美術館にて9月13日、14日に計画をしておりました。
アウラさんとは2011年、塩尻市のえんぱーくで
「夫婦×夫婦4人の建築展」を開催。
もう9年前なんですね。
 
今回はこんな企画を予定しておりました。
 
山に囲まれ豊富な森林資源をもつ信州。
四季がはっきりとわかりやすい、空気を感じられる暮らしを
住宅設計を通して、日々暮らしのあり方を考えている4人が
今思う心地のいい信州の暮らしと住宅について考える。
 
1回目となる今回はそれぞれが体験した夏のフィンランドと冬のフィンランドの
街並みと建築をスライドショーでご紹介。
 
そして暮らしの器となる「家」
寛ぐ空間、集う空間、学ぶ空間、飾る空間
迎える空間、触れ合う空間、気分を上げる空間
音を楽しむ空間、まったりする空間、落ち着かせる空間
などなど、家の中の様々なシーンを写真パネルで紹介。
 
子供たちにものづくり、家づくり、まちづくりの楽しさを体験してほしい!
ワークショップを開催します。
 
ワークショップ「みんなでアアルトの街をつくりませんか?」
 
フィンランドの建築家アルヴァアアルトのアトリエは、
建築当初、海が見える位置に大きな窓を配しました。
残念ながら今はいろいろな建物が建ち、海は見えませんが
その頃を思い描きながら、1936年のアトリエのある敷地の周りに、
ちいさいおうちを模型で作り、
好きな色を塗って、みんなで街を広げていきましょう。
 
折角、松本市美術館も借りることが出来たのに、
開催を断念したこと、本当に残念ですが、
また新たに楽しい事を考えていきたいと思っています!

信濃比叡

2020.09.07

先日、南信の昼神温泉にある信濃比叡廣拯院へ行ってきました。
パワースポットでも有名なところ。
最澄上人が東山道最大の難所である神坂峠を越える旅人の苦難をみかね、
廣拯院(無料の宿泊所)を建てた事から、比叡山と大変縁の深い地であり、
信濃比叡の呼称が全国で唯一許されたそうです。
現在の建物は2005年建立。
1200年の続く灯「不滅の法灯」も間近でお参りが可能。
 

 
美術大学生さんが描いた本堂の「天井画」も見所。
 

 
お釈迦様(ブッタ)の足跡を石に刻んだ「仏足石」
この場所には断層が通っており、境内の中では特別に気の良い、
気の集まる場所だそうです。
 

 
ちょうど伺ったとき、ゲリラ豪雨に見舞われたところ、
住職さんに大変親切にして頂きました。
有難うございます!
 

 

窓の配置

2020.08.31 

私も信州へIターンして来年で30年になりますが、
先週末お引渡しの「あおんち」さんの緑溢れる敷地は、
まさに都会から移り住むならこんな所!という場所です。
リモートワークがコロナ禍で進む中、
田舎への移住もまた注目を浴びているようです。
家の中からも緑や風景を取込む窓の配置は
プラン段階でも、特に気にする点の一つです。
 


玄関から入って、最初に見える場所はサプライズ感をプラス。
 

 

見せたい所だけ切り取る、見せたくない所はカットする。
 

和室でゴロゴロしながら、雪見障子からの景色を楽しむ。
 
雪が多い地域ですが、それもそれで
自然を楽しんでいくんだろうな。
信州暮らし、楽しいですよ。